世界のどっかでカオスに生きる(新)

日本を脱出した筆者が、旅、海外生活、留学、その他カオスでシュールな生き様を曝すブログ

メキシコの歯医者さん(虫歯治療)

ごきげんよう

メキシコにある程度の期間住んでいると、お世話にならざるを得ないかもしれない、歯医者。
筆者も、滞在中に歯が痛くなり地元のローカル歯医者さんにお世話になりました。
どんな感じか?いくらかかったか?書いてみたいと思います。

あえてのローカル歯医者さん

メキシコシティに居候し始めたある日、歯のあまりの痛みに、歯医者に行くことを決意した筆者。
日本語対応の歯医者さんも検討しましたが、試しに滞在先のホストさんに聞いてみたところ、なんと親戚が近所で歯医者さんをやっている!ということなので、そこに行くことに。
場所を聞いて、飛び込みで行ってきました。

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ビジュアルはこんな感じ。
日本のように、歯科衛生士さんなどはいないらしく、歯医者さんと筆者の完全プライベート空間。
(待合室は屋外、レントゲン室はなし(撮る場合は他の施設を案内されます))
たまたま予約は入っていなかったようで、その場で即治療してもらいました。

治療のオプション

治療の仕方にもいくつか種類があるそうで、そのとき受けた説明によると

◆Resina(治療した跡をナチュラル色の樹脂で埋める)…1本350ペソ
◆Incrustación(虫歯が深く大部分を削った際に、型を取って削った部分にかぶせる)
…metal(銀色)は1本900ペソ
estética(白色)は1本1200ペソ

外国の歯医者さんって高いんだろうな…と思いきや、意外と保険なしでもいけそうな価格。
※価格は2019年現在。各院でも違うようなので、ご確認くださいね

治療の流れは日本とさほど変わらず、麻酔→削るという流れ。
メキシコの歯科麻酔をするにあたり、なんだか強そうで生きて帰れるか不安でしたが、幸い無事でした。
(でもたまにちょっと強くて、左脚とかまで響いたりする)

よくでてくる単語集

ローカル歯医者さんに行くということは、すべてがスペイン語環境下で行われるということ。。
いつも、こちらのへたくそスペイン語に耐え忍ぶ先生の我慢強さには感謝するばかり。
ですが、出てくる単語はわりと一定なので、何度か通うと慣れてきます。
例えば、スペイン語で「Anestesia(麻酔)」と聞くだけで体の力が抜けてくるようになったり…。笑

Adelante/Atrás/Arriba/Abajo:前・奥・上・下
Diente:門歯・犬歯
Muela:奥歯
Caries:虫歯
Molestar/Dolor:痛む
Anestesia:麻酔
Dormido:しびれた(麻酔が効いた)
Enjuagar:うがいする
Abrir:(口を)開ける
Girar:(顔を)横向ける
Levantar:(顔を)上向ける(特に上の歯見てもらうとき)/(痛い時に手を)挙げる
Morder:噛む
Estorbar:治療後の詰め物が大きすぎて噛んだときにつっかえる
Tratamiento:治療
Curación:虫歯の仮の詰め物
Muestra:型
Cita:予約

これだけ覚えておけば、基本的な意思疎通は可能かと思います。

海外の歯医者さんというと、価格面・技術面でハードルが高い気がしますが、メキシコに限って言うとそうでもないかも。
設備的には少し簡素かもしれませんが、今の所特に問題はないです。
日本に帰るまで我慢…という方、意外と行ってみるとよいかもしれません。
(特に日本で住民票を抜いて健康保険がすぐ使えない方は、メキシコで治療した方が早く安く済む可能性も。)