世界のどっかでカオスに生きる(新)

日本を脱出した筆者が、旅、海外生活、留学、その他カオスでシュールな生き様を曝すブログ

(ちょっとぶっちゃける)長期海外滞在をして、感じる孤独

ごきげんよう。

今回お話しするのは、ここ4年ほど海外に長期で行っては戻りを繰り返している筆者が感じていることについて。
ちょっとネガティブなことを書きます。
今、海外に一定期間滞在してみようかな?という方の参考になるかもしれません。

 日本の友人たちとの関係

単刀直入に言いますが、長期で日本を留守にすると、日本の友達…減ります。
少なくとも自分の場合は。

なぜなら、単純に「会う機会がなくなるから。」
去る者日々に疎しというのは強ち間違いではなく、接点が減るにつれて本当にお互いに気持ちが離れてしまうようです。
当初は頻繁にメールのやり取りをしていたりしても、いつしかどちらともなく途絶えてしまい、連絡しづらくなったりも。

また、筆者の場合は、海外に出る際に日本の携帯を休止させ、キャリアメールを使えなくしました。(※当時LINEはまだしておらず)
このときのアドレス変更メールを限られた人にのみ送ったこともあり、まずこの時点で連絡が取れる人がぐっと減り。←自業自得w
さらに、アドレス変更を知らせた人の中には、パソコンからのメールを受け付けない受信設定にしている人もあり、この時点でさらに減り。

LINEなどで繋がれていれば、まだこういう事態は避けられるのだと思いますが、本当に時とともに連絡が取れる人が減っていくのでかなり心細くなりますし、諸行無常を感じます。

その分、現地の人とどんどん関係を築いていけばいい。
その通り。
でも、あくまで日本を本拠地としつづけるのであれば、少なからず寂しい思いをすることになるのは事実。

もちろん、そんな中でも連絡をくれたり、気遣ってくれたりする人もいます。
そういう人を本当に大切にすべきだし、事実、しようと思います。

一時帰国すると思うこと

日本での人間関係が徐々に縮小していく中でも、ありがたいことに帰国するととても温かい歓迎を受けたりします。
わざわざ時間をつくって、再会を喜んでくれる人たちもいるでしょう。

一方、「海外に行っても連絡してくるなんてしつこいなあ、執着しすぎじゃない?」なんて思われているんじゃなかろうか、と思ったり、
自分が行きたいから海外に出ているだけなのに、帰国するたびに自分が主役となって特別扱いされ、歓迎されることにものすごい罪悪感を感じたりしてしまいます。
ありがたい分だけ、申し訳なくなる。
こういう気持ちは、回数を重ねるほどに強くなります。

まさに、どんどん居場所がなくなっていく感じ。
こういう状況は、普通の日常でも起こり得るものですが、海外に長期で出る場合はこれがものすごい勢いで感じられます。

少なくとも筆者はこのような孤独感を抱えています。
寂しくもありますが、自分の意志でこうなったのだからそれは仕方がないことで、これが長期で日本を留守にするということなんだととらえています。
誰が悪いとかでもないですし、その是非や真偽についても今回はおいておくとして、ただ事実として、そういうふうに感じることがある、ということを書き残しておきます。

今、海外に長い期間行ってみようかな?と考えている方がいらっしゃれば、この点はちょっと覚悟しておくのがよいかもしれません。

…ってこんな風に感じるのは筆者だけなのか!?