世界のどっかでカオスに生きる(新)

日本を脱出した筆者が、旅、海外生活、留学、その他カオスでシュールな生き様を曝すブログ

筆者流、外国語勉強法!!

ごきげんよう

外国語を習得したいけど、どうしたらいいかわからない。。
そういう方は少なくないのではないでしょうか。

今回は、カナダで英語を、グアテマラでスぺイン語を学んだ筆者が、その一例をお伝えしたいと思います。
(筆者もまだ外国語完璧マスター&ペラペラ!というわけでは決してなく、絶賛修業中の身ではありますが)

単語力編

話すにしても書くにしても聞くにしても読むにしても、まず重要になるのが単語
これは・・・とにかく暗記あるのみ、そしてそれを使うのみ!!!だと思います。

ベタベタな方法ですが、本屋さんで売っている単語帳を地道に暗記して、土台をつくるのが確実です。

た・だ・し

単語の内容が自分の馴染みのない分野だったり、やたら長かったりすると、
覚えられない→面白くない→もういや!
ってなることもありますよね。

そういう場合は、
普段の勉強で接する単語(会話や音声、文章など)の中から、分からなかった単語を書き出す。
プラス!その単語のひとつひとつに、イン〇タグラムのようにハッシュタグをつけていくのです。

その単語を知るきっかけとなった話題や人、記事、自分がその単語について感じるイメージ等々、なんでも!
例えば、「#〇〇の記事」とか「#△△先生の話」とか「#覚え方は□□」とか。
ついでに、気が向いたら簡単なイラストなども添えると最高。
こうすることで、その単語に出会った背景と関連付けてインプットすることができて、単語に対する親近感爆上げです。

書き出す媒体は、ノートなどの紙媒体でも、携帯やPCなどの電子媒体でも、お好みに応じてどうぞ。
紙媒体だと、イラストやメモを気軽に書き込みやすいし、持ち運びも簡単。
電子媒体だと、並び替えや検索ができるし、クラウドなどに入れればどこでも見られるのがメリット。

ちなみに筆者は、電子媒体派です。
PCのエクセルでごくごくシンプルな表を作り、そこに書きためています。

そしてこれを「Googleドライブ」に入れて、スマホでも見られるようにしています。
オフラインで開けるようにする設定をONにしておけば、ネット環境がないところでもアクセスOK。

グアテマラ留学時は、4カ月で約2800語ほどの単語集ができました。
学校で扱うテキストや記事に出てくる単語、先生の話す単語で「何それ!?」って思うものをどんどんノートにメモして、帰宅後にコツコツ書き出していっていました。
読み返すだけでも楽しいし、懐かしいし、このおかげで単語が頭の中のどこからともなく出てくるようになりました。
これは本当にやってきてよかった!と思える勉強法です。(時間は結構かかりますが)

読む編

読む力を身につけるには、やはり文章を多く読んで経験値をつけるのが重要です。
(結局のところこれ・・・)
そして、どうせ読むなら自分の好きな分野の、且つできるだけ短い文章から始めましょ♪

特に、自分の住んでいる地域のローカルニュースの外国語版があれば、ごくごく身近な話題に触れることができます。
そういうものを買ったりもらったりして手に取ってみる。
携帯やPCで地元や興味のある分野について、外国語でググってみる。

f:id:arrozarroz:20191117074215j:plain

↑カナダの無料配布の新聞!

全部読まなくていいので、面白そうだな~と思える文章から、辞書片手に読んでみる。なんなら、広告を読むだけでも様々な発見があるかもしれませんね。
余裕があれば、読んだ文章を切り抜いてファイリングしておけば、良い記録になると思います。
(特に海外で発行されたものは、日本と考え方がちょっと違ったりして、読むと目からうろこ!みたいな記事もたまにあります)

また、外国語で書かれた日本のニュースや日本文化にかかわる記事もおすすめ。
比較的内容が入って来やすいです。

文章はちょっと・・・という場合は、地元のイベントやコミュニティについて調べてみるだけでも良い勉強になると思います。
筆者は娯楽の少ない地域に住んでいたため、かなり頻繁に街のイベントスケジュールをチェックしていました。
また、自分の趣味であるヨガクラス、ダンスクラスの情報なども積極的に収集していました。
イベントやクラスの詳細の書き方、料金の支払いの仕方の記述・・・学べるところは意外に多いです。

ちなみにその後受けたTOEICで、ダンスクラスのポスターとその内容についての問題が出て、普段の情報収集の甲斐ありかなりスラスラ読めました(笑)

聞く・話す編

日本人に苦手な人が多いと思われる、リスニング&スピーキング。
筆者もその一人です。

これも、とにかく聞く・話す機会を多く持つ=会話することが重要です(やはり)。

ただし、むっちゃくちゃ早口の人や、あまり打ち解けていない人と話をしても辛いだけですよね。
そこで、まずは「この人とだったら落ち着いて楽しく話せるなorこの人の話す言葉は聞き取りやすいな」という人を見つけて、その人と話すことがオススメ。
あ、聞きとれなかったところを気軽に聞ける人であることも重要ポイントの一つですね。
できるだけ、ネイティブの人が良いと思いますが、同じ言語を勉強しているノンネイティブの人でももちろんOK。

そんな人見つけるの難しいわ!という感じですが、学校の先生、クラスメイト、ホームステイのファミリーの人、近所の人、いつもバスで一緒になる人、スーパーの店員さん、教会の人等々・・・
どこかに寄り添って話に付き合ってくれる人は必ずいるはずです。

f:id:arrozarroz:20191117075047p:plain

まず、リラックスして楽しめる環境で、聞く・話す練習をすることが、上達の近道ではないかと思います。

その点で、地域の会話クラブや、日本にもある外国語カフェに何度か通って話すというのは効果的な方法の一つではないでしょうか。

【注意!】
地域によっては、カフェや教会等で無料の会話クラブを開催しているところもありますが、内容が宗教寄りだったり、主催者・参加者の素性がちゃんとしていなかったりということもありうるので、自己責任で利用ください。

 

さすがにそれはちょっと><という場合や、家で一人でできる練習法が知りたい・・・という場合には、
NHKラジオ講座、おすすめです。
海外にいてもネットで聴けるので、私も留学中よく聴いていました。笑

英語の場合、
リスニングならエンジョイ・シンプル・イングリッシュ
スピーキングなら英会話タイムトライアルがオススメです。

【PR】テキストがほしい!という場合も、電子書籍で買えますよ。

書く&文法編

外国語でのライティング・・・

どう書けばいいのか、何が正しくて何が間違ってるのか、どういう言葉選びをすればいいのか、どこで冠詞をつけたらいいのか等々さっぱりわかりませんよね・・・。

これは、とにもかくにも、書いた文章をネイティブに見てもらい添削してもらうのがとても重要だと思います。
それも、文章の書き方についてのきちんとした経験・知識がある人に。

f:id:arrozarroz:20191117080943j:plain

個人的には、日本や海外で語学学校に通う最大のメリットの一つが、「書いた文をきちんと添削してもらえる機会がある」ところにあると思っています。
自分のこと、日記、等々なんでもいいので、簡単な文章を書いてみて(これも身近な話題から入るのが◎)、先生をつかまえて読んでもらいましょう。
また、ライティングの宿題をどんどん出してもらうといいと思います。

一方、文法は、愚直にテキストを使って順を追って学習していくに尽きます。そして、不明な点はどんどん質問することが重要です。
その際、不明点は、日本人の先生に聞く方が伝わりやすいかもしれません。
特に、細かい文法事項について聞きたいときなどは、そもそもその質問を外国語で伝えることが難しかったり、ネイティブだからこそ却って答えることが難しかったりということがありうるためです。
ただし、ネイティブに聞かないとわからない細かなニュアンスなどももちろんあるので、複数(日本人&ネイティブ)の先生に聞ける環境があることが理想ですね。。。

「書く&文法編」は学校に通う前提になってしまいますが、ライティング力・文法力をガチで高めたい!という場合は、その投資はぜひ惜しまずにすべきだと個人的には思います。

 

ここまで書いてきたことは、日本国内でも十分実現可能ですし、いっそ現地に留学してどっぷり漬かってやるのもひとつの選択肢。
それぞれの状況に合わせて自分に合った方法を選び、マイペースにパワーアップしていけるよう願っています。